Herb lab Anding 薬草安定の日記

国際薬膳調理師、シニアハーバルセラピスト、2000年より薬膳カフェをしております。本年は教室も再開したいなと計画中です。

さつまいもの効能とダイエット利用

さつまいも

写真は昨日いただいた大好きな焼き芋です^_^

自家栽培されたさつまいもをオーブンでじーっくり焼いた自家製焼き芋を沢山いただきました。

それはそれはとっても美味しいです。

今日はさつまいもについてダイエット面も考えながら考察したいと思います。

薬膳におけるさつまいもの効能など

甘味
平性
脾、腎経
補気、生津、寛腸、通便

さつまいもは身体を冷やすことも温めることもない平性です。

帰経は脾と腎

気を補い元気をつけてくれ、体内のきれいな水分を生み出す手助けをしてくれ、便秘などを改善します。

そして、さつまいもの特徴としてGI値が低いことが挙げられます。

ただ、さつまいものGI値はこの美味しい焼芋、揚げ芋の時はご飯と同じ位に上昇します。やはり甘く美味しくなるほど高くなるのか…(T . T)

ひとつ回避する方法は焼き芋を冷やして食べることです。そうすることで一部がレジスタントスターチという消化吸収が遅い炭水化物に変化するので血糖値の上昇を抑えます。

ご飯もおにぎりにして冷えたものは同じ作用があります。

GI値とはグリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、食品を摂取した後の血糖値の上昇度合いを表したもの。
GI値が高い食品は血糖値が急激に上がりやすく、低い食品は緩やかに上昇していきます。

でも、「美味しい」は心にとって大事ですよね。
なので、ダイエット中の方、血糖値が気になる方意外はさつまいもの美味しい季節!薬膳の効能(帰経:脾、腎経
効能:補気、生津、寛腸、通便は焼いても変わりませんので美味しく召し上がってください。

時間帯などによって調整しても良いかもですね!

それにしても、手作り焼き芋って美味しいですね。

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